講談の魅力 守口町の講談師 内神田 多津子さん
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手に持った張り扇(はりおうぎ)をバンバンと叩き、歴史上の人物や出来事を落語や浪曲のように一人で何役も演じ分ける日本の伝統話芸で、落語は会話が中心、講談はナレーションが軸になります。張り扇はお客様の関心を引き付ける道具でもあります。「眠っているお客を起こすためです~!」などと言って笑いを取りますが、物語に合わせて強くあるいは優しく叩き雰囲気を作ります。また独特の口調やリズムで話を盛り上げます。
私が講談を始めたきっかけは、あるドキュメンタリー映画上映会の打ち上げの席で「あのドキュメンタリーは講談でやったらどうやろ」と思いつき、机を叩いて一節語ったら大絶賛!講談に興味を持ちました。それから5年後、講談教室がカルチャーセンターで開講されていることを知りさっそく入会。縁あって施設や老人会、地域の集まり等に呼んでもらえるようになり、講談をやらせてもらっています。
教室の発表会で大須演芸場の舞台に上がれたのは、とても嬉しかったです。講談の普及の為に仲間で何かできないかと考えていた頃、岐阜駅ハートフルスクエアで会場を使わせていただける事を知り、三ヶ月に一回、日曜日12時~13時に岐阜駅講談寄席をやるようになりました。おかげさまで、この7月に11回を迎え、ご贔屓も増え大勢の方に楽しんでもらっています。手伝ってくれる友人達や施設職員の方々の力添えあったればこそと感謝しています。
講談の魅力は声の強弱・高低、緩急や歌い調子にあると師匠から指導されています。「しっとりとした話」、「面白い話」、「シリアスな話」、等いろいろな作品の面白さを伝えられる様に、喉を整えることや滑舌に気を付けています。講談の魅力を岐阜の皆さんにもっと知ってもらえるように、そして岐阜を盛り上げるために、これからも頑張っていこうと思います。
コロナ対策は万全!
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