63年間の技術を役立てたい(ジュエリー職人)

15歳でジュエリー職人の道を目指した長谷部照男さん(78)は、25歳で独立後40歳まで東京で、その後地元の岐阜に戻り柳ケ瀬にある宝石商で50歳まで専属、その後各地の宝石商の依頼でジュエリーを制作するフリーランスで活躍してきた。今回、一般の方の依頼にも応えたいとの話を聞き、その心境を伺った。

　15歳でこの業界に入り、63年間たくさん宝石、貴金属を扱ってきました。経験が大事なこの技術を使って多くの人に喜んでもらいたい気持ちが強くなり、一般の方の依頼を受けようと思いました。大事な記念日の思い出や、形見の品など思いのこもった品などのサイズ直し、リフォーム。依頼者の希望や要望などを聞いてから、今までの知識を生かしてゼロからの作成にも応えたい。気軽にお声掛けしてください。

　長谷部さんにお会いする前は「職人なので物静かな方なのかな」と勝手にイメージしていましたが、お話をすると気さくでエピソードをたくさん聞かせていただき、あっという間に時間が過ぎてしまいました。ジュエリーでの困りごとや心のこもった贈り物、自分へのご褒美を考えている方はぜひ一度相談されてはいかがでしょうか。

問い合わせ先　岐阜県本巣郡北方町長谷川西3丁目17-2　058-324-0266(長谷部)