GIFUもとす夢花火2023

公開日：2024/01/10

令和5年12月24日に「GIFUもとす夢花火」が本巣市役所本庁舎前で行われた。イベントは15時から始まり、ステージ、クラフト、スポーツ、キッチンカーの4エリアに分かれ、糸貫中学校ブラスバンド部による演奏、親子ヨガ体験など行われた。19時30分から花火が打ち上げられ、高さ400メートルを超える8号玉では歓声があがった。

この花火大会では「願い玉」と呼ばれるイベントがあり、選ばれた10名の子ども達の願い事を1枚づつ短冊に書き、それを10玉の花火に1枚づつ張り付け、司会者が読み上げた後にその花火を打ち上げた。子ども達の夢は冬の夜空に大輪を咲かせた。

このイベントの背景には実行委員長である岩崎健輔さんの想いがある。

始まりは9月。焼肉屋を営む岩崎さんとそのお客でイベント企画を行う渡邊将人さんの「子ども達のために大人が何かをしたいね」の会話から話が広がり、想いに共感した人達が実行委員会に参加したり、協賛金へ協力をして花火大会が実現した。

岩崎さんは「この花火は大人から子ども達へのクリスマスプレゼント。このようなイベントを開催して賛同してもらうことで、人の事を想う大人が増え、それを見た子ども達が大人になった時、その時の子ども達に恩返しをするような好循環が生まれてくれるのが理想。この花火大会を恒例行事になるようにして、花火を見た子どもが大人になって、花火大会を通してこの想いを後につないでくれれば嬉しい」と語った。