石田駆選手　東京パラ出場内定おめでとう！！ 母校鵜沼中に激励のぼり設置！！

東京パラリンピック陸上男子４００㍍に出場が内定した石田駆選手＝愛知学院大学・つつじが丘＝を激励するのぼりが、母校鵜沼中正門に設置された＝写真。

石田選手は、同中陸上部４００㍍で全国大会、高校でインターハイに出場。大学でインカレに向けて発奮していた矢先に骨肉腫の宣告を受け、左肩を手術した。

精神的ショック、その後のリハビリを乗り越えて出場したパラ大会で日本新記録を樹立。タイムは病気前より速くなり、現在はパラ大会と一般の大会に並行して出場している。

恩師で同中陸上部顧問の左髙英希教諭は「内定は感激としか言いようがない。彼は人柄も良くて、周りのみんなが応援して力になったと思う。努力し続けた彼には、金メダルうんぬんより、まずはその場に立てたことに感謝して全力を尽くしてほしい」と思いやった。

同教諭の教え子でオリンピックに出場した選手は２人目で、もう１人は藍川東中＝岐阜市＝時代の高橋尚子選手というから縁起が良い。

「世界新、金メダルに近づけるように頑張りたい」と話す石田選手の世界ランクは４月１日時点で５位。

専門の４００㍍だけでなく、１００㍍の出場にも期待がかかる。