縄跳び競技アジア大会で金メダル　岩井 桃香さん(鶯谷中３年生)

　７月に川崎市で行われたジャンプロープ競技(縄跳び)のアジア大会で、ペアフリーとチームフリーで１位、総合２位に輝いた岩井桃香さん(那加前洞新町)＝写真。
　体操教室の先生から勧められ、小４で愛知県蟹江町の日本なわとびアカデミーの門をたたいた。
　体験で見た先輩のすご技を「かっこいいな、やってみたい」と思い本格的に練習に打ち込んだ。「いつか世界大会に出たい」と、夢が膨らんだ。
　小６で全国大会に優勝して日本代表となり、日の丸の公式ユニホームを身に着けた。一昨年のアジア大会で銀メダル、昨年の世界大会で銀メダルと銅メダル、今年のアジア大会では金メダル２つと銀メダルを獲得した。
　曲選びから編集まで自分で手掛けた曲に合わせて、たくさんの技を１分１５秒で演技するフリースタイルでは、三重跳びや四重跳び、アクロバットなどの技を軽やかに決める。
　「練習と学業の両立は大変だけど、めっちゃ楽しいーって思いながら跳んでいます」と笑顔がはじける。
　「今大会ではライバルにペアフリーで勝てたことがうれしい。１２月の全日本大会では個人で入賞して世界大会に行きたい」と目標を語る。