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石田駆選手 パラ5位入賞おめでとう!!

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東京パラ陸上100㍍と400㍍に出場した石田駆選手(愛知学院大学4年)が、地元各務原に帰ってきました。

―お帰りなさい。100㍍5位入賞おめでとうございます。

石田 ありがとうございます。100㍍で入賞できたのはうれしいのですが、400㍍で自分の走りができず予選敗退という結果になり、喜びもありますが、悔しい気持ちもあります。

―その辺りの原因はなんだったのでしょう。

石田 試合の直前しか緊張はしませんでした。100㍍の時は予想通りの暑さでしたが、400㍍当日は雨で気温も低かった。想定外の寒さで冬服は持っていなくて、カッパやジャージーを二重に着ていました。

―冷えは筋肉や関節の動きにも影響しますね。

石田 でも雨の試合は何度も経験しています。100㍍と400㍍では地面の踏み方、リズムの取り方も違う。400㍍は後半の250㍍以降の走り方が大事で、体力の消耗を防ぎながら軽くスピードに乗っていつもはポンポンいくところが、おかしくなってしまった。分かりやすく言えば、100㍍の走り方を400㍍でもやってしまった結果、考えられないタイムになってしまいました。

―100㍍で入賞して調子は悪くなかった。

石田 陸上関係者から100㍍の走り方は下手だと言われます。よくあれで5位になったと。逆に400㍍の走り方を100㍍用に修正したら、もっと100㍍のタイムが短縮できるのではないかと。

―100と400の両立の難しさがあるんですね。

石田 100㍍はタイムを更新していますが、400㍍は病気になる前に高3で出した自己ベストを更新できていないんです。このままやっていて伸びるのか。これまで通り400㍍をやりながら、100㍍も強化していくか。400㍍をやめるのは自分でももったいない気がするのですが、伸びるといわれた100㍍を専門にやっていくか。100と400の分岐点で考え中です。

―どちらにしても可能性が広がります。

石田 今後の冬季練習の成果次第で決めていきたい。パラでは400㍍にコンディションを合わせていたので不思議でもあるのですが、100㍍で5位に入賞して、もしかしたらこれからの人生が変わったかも知れない。次のパリ大会がどうなるか分かりませんが、東京パラリンピックが今後の人生の財産になったことは確かです。

―当面の目標は。

石田 来年8月の世界選手権(兵庫)、10月のアジア大会(中国)が大きな大会になります。大学1年生の時に病気で入院して不足していた単位は挽回できたので、卒業はできそうです。今は競技を続けられる企業を念頭に、就活の真っ最中です。母校の小中高校からの講演の依頼もあり、これまでの経験を後輩たちに伝えていきたいです。

―今回はコロナもあり、多くの調整の難しさがあったと思います。無観客でしたが、テレビで応援した人の多くは、多難を乗り越えて国立競技場のスタートラインに立っている石田選手の姿に感動を覚えたはずです。

石田 恩師をはじめ、家族、友人、多くの人が自分のコンディションを心配してくれました。試合後には多くの人から温かいメールをいただきました。ありがとうございました。あの舞台で走る経験ができて、また次も挑戦する場があることに感謝して、走り続けたいです。

―これからも応援しています。

石田 駆(いしだ かける) 選手プロフィール
1999年生まれ。岐阜県各務原市在住。八木山小、鵜沼中、岐阜聖徳学園高、愛知学院大学。
鵜沼中陸上部では、400㍍で全中出場。岐阜聖徳学園高陸上部でインターハイ出場。
大学1年生の時、骨肉腫になり手術。2019年日本パラ陸上選手権400㍍優勝、日本記録。同年ジャパンパラ400㍍優勝、日本記録更新。100㍍優勝、日本記録。
東京2020パラリンピックでは、100㍍で5位入賞。400㍍は予選敗退。
2021年、令和元年度に続いて2度目の市民栄誉賞受賞。

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真面目な努力の積み重ねが、世界の大舞台での入賞につながったと思います。貴重な経験を後輩たちに伝えて、さらに飛躍して欲しいと願っています。

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