球児の夢支える 頑張り屋さん
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公開日:2021/06/12
昨年10月、各務原高校硬式野球部=蘇原新生町=に、4年ぶりとなるマネジャーが入部した。
もともとマネジャーを募集していなかった同高野球部。福本千夏さん(2年)と見﨑美夢さん(同)が、生駒健吾監督に「マネジャーをやりたい」と直談判した。返ってきたのは「生半可な気持ちではできないぞ。土日も練習や試合があるし、夏は猛暑、もう一度考え直してこい」という言葉ですぐには入部を認められなかった。
福本さんは、小学生時代ソフトボールに親しんでいたが速球が怖くてやめてしまった。「私はソフトを断念したけれど、父が野球好きで試合を見にナゴヤドームに行くことも。野球部を支えたいという気持ちがどんどん強くなって、このままでは後悔すると思い、監督に思い切ってやりたいと伝えました」
見﨑さんは「小学校では陸上、中学ではホッケーをやっていましたが、選手としてやり切った感がありました。弟の野球の応援に行くうちに野球が好きになって、自分が支える側になりたいと思うようになりました」と話す。
毎日の練習のサポート、試合では対戦相手の特徴を覚え、記録員としてスコアも付ける。掲示板に点数をパソコンで打ち込み、名前をアナウンスする。
「勉強との両立も大変ですが、ありがとうの言葉がうれしい」「ボールを運ぶだけで手にマメができましたが、強化メニューに取り組む部員の頑張りや悔し涙を流す姿を目の当たりにして、できる限り支えたいと思います。ここまでの道のりや成長を間近で見られるマネジャーの仕事にやりがいを感じています」
7月には大事な県予選が始まる。思いを込めて、部員や監督へお守りも作ったという。「わくわくするチーム。一勝一勝を積み重ねていってほしい」と、口をそろえる。
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