6月号の記事見て蘇二小に金魚寄贈　岐阜市の河﨑さん

公開日：2023/08/12

中日ギフー６月号に掲載された蘇原第二小学校(蘇原沢上町)の観察池の記事で、読者の河﨑良吉さん（岐阜市）が、自宅で育てていた金魚４匹を同池に寄贈した。

河﨑さんは魚の飼育が趣味で、メダカ、タナゴの他に金魚を７匹飼っていたが大きく育ち、自宅の水槽が狭くなったと感じていた矢先に、同池が「地元六軒シニアクラブの協力で清掃され、金魚が泳ぐ澄んだ池に変身した」という記事を読み、同小学校に連絡した。

自宅から車で１時間、金魚を大切に運び入れた河﨑さんは「うれしそうにすいすい泳ぐ姿を見て、金魚のためにも良かったと思いました。大きくて深さもある池だから、鳥や猫に狙われる心配もない。大勢の子どもたちに見てもらえてうれしいですね」と話す。

週に１度、池を清掃する同クラブの有志も集まり、河﨑さんとにこやかに握手＝写真、金魚が取り持つ交流が実現した。

ハスの花が咲き、メダカ、フナ、金魚が伸び伸び泳ぐ池の周りを、休み時間には大勢の児童が囲んで「かわいい」「つっついてる」と歓声を上げていた。