２０年前のタイムカプセル開封！！　岐阜・長良西小

公開日：2024/12/21

今年創立７０周年を迎えた岐阜市の長良西小学校で１２月１４日、２０年前に埋めたタイムカプセルの開封式が行われ、当時の在校生らが思い出の写真などの思い出の品を手に話が弾みました。タイムカプセルは平成１５（２００３）年に創立５０周年を記念して当時の在校生らが１６年５月に埋設しました。埋設したのは１５年度の６学年と１６年度の１年生計７学年の約１０００人の児童で、現在は２７～３３歳に当たる卒業生です。この日は約３２０人が参加。子ども連れの姿も見られました。

式では、事前に掘り出された青色のタイムカプセル（縦５５×横１００×深さ６５センチ）がステージに運ばれ、各学年の代表者らが開封しました。中には大きなプラスチックケースがあり、各クラスごとに書いた「将来の夢」や「２０年後の自分に当てた手紙」。さらに運動会の写真や手作り新聞などが入ったファイルケースが出てきました。
各学年のクラスごとにケースを配った後、参加者らは中身を確認し、グループ日記を読んだり、手作り新聞や運動会などの写真をスマホで撮影する人たちが２０年前を思い出しながら、話が尽きない様子でした。

また、卒業生で新体操の日本代表としてロンドン、リオ、東京五輪に出場した松原梨恵さん＝写真下中央＝が、タイムカプセルに当時の夢を書いて入れた思いを披露。「３歳から新体操をしていたので、オリンピックに出て頑張れますようにと書いていて、当時の自分も頑張っていたことを思い出した。今の子どもたちにもスポーツの素晴らしさや友だちと楽しく過ごせる今のこの時をもっと大事にしてほしいと伝えていきたい」と、今後の抱負を語りました。