家族そろって「花もち」作ったよ！！　岐阜・岩野田北

公開日：2024/12/22

紅白の小さなもちを木の枝に花のようにつける冬の風物詩「花もち」を家族で作ろうと１２月８日、岐阜市の岩野田北小学校体育館で「花もちづくり」教室が開かれ、小学生を中心に家族連れやお年寄りらが楽しいひとときを過ごしました。

「花もちづくり」は。岩野田北青少年育成市民会議がこの時期に開いています。メンバーらは１０月に長さ３０～４０センチの小枝と台座の木材を集めましたが、今年は夏の暑さの影響か、枝振りが小さかったそうです。紅白もちは、前夜にお米を水に浸して、当日の５時半ごろから餅つき器を使って約３００人分を作り、短冊状に切り分けました。

今年は会場での制作のみで、参加者は約２２０人。親子連れは床に座って、お年寄りはテーブルといすにかけて作業を行いました。教室の担当者から作り方の説明を受けた後、いよいよ制作です。参加者らは床に並べられた小枝や台座の中から好みの形を選んで、短冊状に切り分けた紅白のもちを受け取り、さっそく作り始めました。小さく千切ったもちを枝につける子、幅広い大きなもちを枝に取り付けるようにする子、幼児らは母親に一つひとつ確かめる子も。それぞれの家族が共同で仕上げていました。この日は、三田洞地区を中心に活動するボーイスカウト岐阜１７団の男女メンバーも１１人が参加しました。

お年寄りらのテーブル席では、慣れた手つきの人たちが多く、見る見るうちに仕上げていきました。出来上がった花もちがずらりと並び、「花もち並木」が登場しました。また。地域の公民館や高齢者施設、児童センターなどの施設に飾る作品も会の役員らが作りました。