豪雨と地震が同時発生を想定!! 岐阜市で水防連合演習
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公開日:2024/06/23
豪雨と大規模地震が同時発生したとの想定で岐阜市の水防団らの連合した演習が5月26日、同市長良雄総の長良川右岸河川敷で行われました。市内の計34水防団はじめ、県や国交省などの関係職員ら約2400人が参加し、万一の災害への備えを確認しました。
今回は、1月に発生した能登半島地震の大きな被害を受けて、豪雨災害と大規模地震が同時発生したとの想定での訓練は初めて。新たに行ったのは、県防災ヘリによる負傷者の緊急搬送訓練。同市鹿島町の市民病院屋上のヘリポートが地震のため使えなくなり、近くの本荘中学校校庭への臨時着陸を想定しました。長良川河川敷に着陸した防災ヘリが負傷者を乗せ、市民病院に向かいましたが、本荘中学の校庭に着陸しようとした際に大量の砂ぼこりが発生したため、離着陸は中止されました。
長良川河川敷では、消防本部によるドローン調査や県防災ヘリによる航空偵察が行われる一方、全水防団員による土のうこしらえが行われ、土のう積み工法などが行われました。市北東部地域の水防団では、長良、藍川水防団が川の激しい流れにより堤防の川側が削り取られる「洗掘」の進行を止める「シート張り工」を、長良西水防団が堤防の基底部を通った浸透水が住居側の地表に現れた「漏水」の進行を止める「釜段工」を行いました。さらに、河川パトロールから藍川水防団が対応している付近の堤防の「洗掘」状態が進行しているとの報告があり、隣接する三輪水防団が応援に加わり、シート張り工を行いました。隣接する水防団の協力体制の確認訓練は今回、初めて行われました。
このほか、三輪中学校の生徒ら76人が三輪水防団に、長良東中学校1年生の生徒ら121人が長良水防団の団員らの指導で、川の水が堤防を越えて住宅地側にあふれるのを止める「積み土のう工」を行いました。
▲積み土のう工を行う三輪中学と長良東中学の生徒ら
さらに、能登半島地震での岐阜市職員派遣などの支援状況を報告するパネル展示も行われました。
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