山県・美山で初のマルシェ「ミヤマルシェ」盛況！！

公開日：2023/10/12

山県市の美山地区の有志らが「美山を元気にしたい」との思いで９月１７日、市美山中央公民館で「ミヤマルシェ」を開きました。マルシェ形式では初の催し。

同市岩佐の理美容院の店長・山田光宏さん（６０）が「美山の魅力を多くの人に知ってもらい、美山を活気ある地域にしたい」と、谷合地区で「手作りいかだ川下り」を主催する若者たちに呼び掛けました。山県市では、大桑地区の四国公園のドームなででマルシェが開かれていますが、地元の美山で開けないかと実行委員会をつくって準備を進めてきました。駐車場も広く毎年、市の成人式会場となる美山中央公民館と話し合い、市が公民館をコミュニティーセンターとして、地域の集まりの場に再編成するプロジェクトを進めていることから、会場として利用することができました。

会場は、隣接する市美山老人福祉センターとの駐車スペースに販売ブースとキッチンカーが並びました。販売ブースでは、地元野菜や薪、ハヤシカレー、焼き鮎、多肉植物、駄菓子、小物・装飾品など地元美山はじめ、岐阜、大垣、名古屋市から計１４店。キッチンカーはスムージーやホットドッグ、五平餅など３店が出店しました。子どもらや家族連れらがお目当ての品を手に楽しそうな表情でした。公民館脇のエントランスには飲食コーナーもあり、買ったばかりのホットドックなどを頬張っていました。

ミヤマルシェの特徴は、公民館でのロビーコンサート。ギターを中心とした５組のグループ・個人が出演し、それぞれの演奏を楽しんでいました。

コンサートでは、美山出身で岐阜市在住のシンガーソングライター・霈音ユリ（ハイネ・ユリ）さんの演奏が好評。「美山中央公民館を訪れたのは成人式以来」と、自作曲など披露。「人の心や言葉をたいせつに、想いを伝える」をモットーに岐阜や名古屋市などでイベント出演・ライブ活動をしています。会場では地元ファンらの拍手を受けていました。

ミニコンサートの音響を担当したのは、実行委員会代表の山田光治さん。マルシェ開始前の午前１０時ごろから午後３時ごろまで自前の音響設備で対応したそうです。山田さんは「初めての試みでしたが、この日確認できた来場者は約５００人。キッチンカー３店は完売したほどの好評でした」と、来年への継続開催に意欲を燃やしていました。

また、霈音ユリさんは理美容院のお客さんだったそうで、ライブ活動を応援しているそうです。霈音ユリさんのライブ「弾き語りライブｉｎ岐阜」は１０月２９日（日）午後３時から、岐阜市清住町のadapter（アダプター）で開かれます（要事前予約）。料金は２５００円＋１オーダー以上。予約・問合せは　info@heine-y.com へ。