長良川鵜飼が開幕!! 岐阜市
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公開日:2023/05/18
岐阜市の夏の風物詩・長良川鵜飼が5月11日、開幕しました。コロナ禍での人数制限をなくした今季は、初日から多くの観光客を乗せた観覧船が開始前から長良川を上り、関係者らの意気込みを感じさせました。
鵜飼の開始前には、長良橋の少し上流の左岸に並んだ観覧船の客らに楽しんでもらう踊り舟がゆっくり回りました。そして午後8時の花火を合図に鵜飼がスタート。6人の鵜匠が1人ずつ篝火(かがりび)をつけた鵜舟で下りながら、鵜が水面にもぐり魚を捕ると、巧みな手綱さばきで鵜を引き上げて漁をする様子を披露。観覧船の客らが拍手を送り、写真を撮っていました。鵜飼観覧船事務所によると、この日は一般観光客らの観覧船などが26隻、639人が乗船しました。
▶総がらみへ
6人の鵜匠が手綱さばきを披露した後、クライマックスの6隻の鵜舟による「総がらみ」に入ります。観覧船からはあまり見られない「総がらみ」までの準備を紹介します。
鵜匠は一度漁が終わると順次、左岸に鵜舟を寄せて集まり、6隻そろったところ(この光景は日本画家・加藤栄三の作品で知られます)で右岸側に舟を寄せます。そして全員がそろった時点で右岸側の鵜匠から順次出発し、次第に川の流れに沿って下り始め「総がらみ」の態勢をつくり一段となって下ります。右岸の堤防からの見物客からは拍手がわきます。
▶花火打ち上げへ
鵜飼の初日は「総がらみ」が終わると、花火が打ち上がります。一般見物客らは盛大に打ち上がる花火を見るのが楽しみです。特に子どもらは花火が打ち上がるのが待ち遠しくてウズウズしています。花火の開始時間を確認する親子らの声があちこちで聞かれます。「ドーン」と打ち上げ花火の音が聞こえると、子どもたちは「ワー、花火が始まった!」と興奮。「すごい、すごいよ」と次々に打ち上がる花火に夢中です。この日は午後8時45分ごろから55分ごろまでの約10分間に連続して大型の花火が打ち上げられ夜空を焦がしました。
長良川鵜飼は10月15日まで行われます。
問い合わせは、岐阜市鵜飼観覧船事務所=058(262)0104=へ。
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