子どもたちが生木で色鉛筆作り

公開日：2025/02/13

ぎなんプレーパークの会

切られたばかりの乾かしていない柔らかい生木を材料にした「色えんぴつづくり～はじめてのグリーンウッドワーク」が１月１１日、岐南町実習室（同町平成）でありました。幼児～小学６年生の１０人が参加しました。同町を拠点に各地で子どもたちの自由な野外遊びを推奨するぎなんプレーパークの会の主催。

グリーンウッドワークは、生木を伝統的な手工具を使って小物や家具などを作るものづくりです。色鉛筆作りは、直径３、４㌢ほどの枝の中心に手動ドリルで穴をあけ、プラスチック色鉛筆を差し込み、削り馬と呼ばれる木材を固定する台座と、センと呼ばれる木工用の刃物を使い鉛筆の形に仕上げます。

子どもたちは用意された数種類の木から手触りや見た目、太さなど気に入った１本と好きな色を選び作業を始めました。高学年はすぐにコツを覚え、黙々と削っていました。幼児や低学年の子どもたちは保護者に手伝ってもらいながら、真剣な面持ちで作業していました。参加者たちは完成した色鉛筆を見て満足気でした。