樹齢300年の藤の花を守り育てる

公開日：2024/06/25

ボランティアと協力　花がら摘み

　竹鼻別院のフジを守る会が５月１１日、〝藤の花がら摘み″をしました。羽島市役所商工観光課、大垣西濃信用金庫、大垣共立銀行、羽島の未来を築く会からボランティアが参加。総勢約１００人が咲き終わって枯れた藤の花がらをハサミを使って除去しました。

同会では樹齢３００年の竹鼻別院の花が毎年咲くようにと１年を通して花の保護活動をしています。虫が入らないよう消毒をしたり、雑草を抜いたり、土を入れたり、不要なつるを切るなど、有志の手によって管理されています。毎年、花がら摘みのみ外部からのボランティアの協力を得て実施しています。参加者は来年の花芽を刈り取らないように、慎重に作業していました。

母親と参加した小学１年生の大島悠さんは「楽しかったです。優しく教えてもらえて良かった。次も参加したいし、花が咲いているところを見たことないので見てみたいです」と話していました。