5年ぶり笠松町のお奴行列

公開日：2023/05/13

春祭りにぎわう

笠松春祭りが３月２５日～４月９日、４年ぶりに開かれました。笠松みなと公園には日替わりでキッチンカーが並び、満開の桜の下、ポニーの乗馬体験やバーベキューなどを楽しむ人たちであふれました。

同祭りのクライマックスとなる「笠松本まつり」は９日、八幡神社（同町八幡町）と産霊神社（同町西宮町）でありました。県の重要無形民俗文化財に指定される「笠松のお奴(やっこ)行列」が含まれる大名行列は、コロナ感染症まん延前の２０１９（令和元）年は雨天で中止となったために５年ぶりの披露でした。小学校時代から１０年以上、行列に参加しているという同町田代の野田安菜と来美さん姉妹は「参加する予定ではなかったけれど、人数が少ないと聞いて行列に参加しました。久しぶりなので、練習の時には筋肉痛になったけど、行列は楽しかった」と話していました。

神社には行列の他に、各町内のみこしが各神社に奉納されました。子どもたちや、外国人実習生らも参加し、にぎやかでした。県町の町内はみこしだけでなく、千鳥足でボボシャと呼ばれるみこしを担いで笛の音に合わせてやってくる「おばば」も登場しました＝上の写真。