講座で姿勢の大切さ伝える 鵜沼朝日町 髙野 ゆきさん

産業文化センターで毎月、姿勢調整の講座を開いている髙野さん。
「真っすぐ立って、肩の位置がずれていないか、手がバランス良く上がるか、腰の左右の位置や関節の動き、重心バランスなどを見ます。姿勢良く立っているつもりでも、座り方の癖などが影響して左右均等になっている人は少なく、それが体の不調につながっているケースが見られます」
髙野さん自身、長年手のしびれに悩み、もう治らないと諦めていた時に姿勢調整を知り、三重県いなべ市のＫＣＳセンター（厚生省認可の日本カイロプラクティック協同組合連合会加盟）に通いました。
「若い頃に交通事故に遭ったこともあり、肩凝りや腰痛がありました。通い始めて半年くらいで手のしびれがなくなりました。私のように悩んでいる人に伝え、岐阜でも広めていきたいと思って、勉強を始めました」
姿勢調整師の資格を取得し、技術だけでなく科学的根拠も体得するために、大阪観光大学でも学んでいます。
「毎月、無料講座を開いていますので、興味のある人は一度体験に来てください。悪くなる前の予防も大事です。外遊びが減った子どもたちの姿勢の相談にも乗っています。一人でも多くの人に、姿勢と体調に関係があることを知ってほしい」
体調が良くなった、と喜んでもらえるのが、やりがいにつながっていると笑顔を見せます。
問い合わせは☎０９０（２１３１）１０５５