洪水の市街地流入を防げ!!　 岐阜・長良橋で陸閘訓練

公開日：2025/07/14

洪水が市街地に流入するのを防ぐ大型ゲート施設・陸閘（りっこう）の操作訓練が6月7日深夜、地元水防団によって岐阜市の長良橋左右両岸で行われました。長良橋の南北には、大宮陸閘（高さ3・17メートル、長さ25メートル、2門）と長良陸閘（高さ3・8メートル、長さ24・8メートル）の施設があります。大宮側は金華水防団、長良側は長良西水防団が担当。訓練には水防団員始はじめ、市、国交省職員ら計約140人が参加しました。

長良川右岸の長良陸閘では、長良西水防団員ら約50人が参加。午後11時すぎ、路線バスの最終便が通過した国道256号を通行止めにした後、陸閘ゲートが通るレール上に障害物がないか確認しました。市対策本部から連絡を受けた水防団員らがゲート稼働スイッチを入れると、巨大なゲートがゆっくり移動を開始。国交省の職員らがゲート下部の車輪の状況などををチェック。分速約3メートルで移動するゲートは10分ほどで国道を閉鎖しました。